NPOリボングラフィックスは、障がい者の自立支援を目的とした活動をしています。主にパソコンを活用した活動支援を行っています。
詳しくはHP、またはTwitterをご覧ください。
HP:http://www4.tokai.or.jp/ribbon/index.html
Twiter ID:ribbongraphics
プロフィールのところのtwitterボタンからどうぞ!
2012年07月18日
都市防災と集団災害医療フォーラム
荻野稔です。
とても、暑さの厳しい日々が続きますので、水分補給、熱中症対策には、くれぐれもお気を付けください。
屋内でも、熱中症になります。
さて、先週木曜日、12日にダイワハウス工業株式会社東京支社にて行われた、一般社団法人日本医療資源開発促進機構様主催のセミナー「都市防災と集団災害医療フォーラム 首都直下地震の備えと廃校跡地・遊休地の有効活用セミナー」に出席してきました。
セミナーの内容は、まず前半、以下の4つのテーマで講演が行われました。
・「集団災害医療の現状と問題点」 講師:山本保博氏
(日本集団災害医学会代表理事 東京臨海病院院長)
・「公立学校施設の財産処分手続きと廃校施設等の有効活用について」講師:齋藤憲一郎氏
(文部科学省大臣官房文教施設企画部 施設助成課 課長補佐)
・「PEI・PPP事業の事例について」(民間資本の活用事例)講師:大槻啓子氏
(三菱東京UFJモルガンスタンレー証券株式会社投資銀行本部不動産グループシニアアドバイザー)
・「首都圏を襲う地震の姿 首都直下地震とは何か」講師:平田直氏
(東京大学地震研究所教授 文部科学省首都直下地震防災減災特別プロジェクト研究 代表)
その後、休憩を挟んで、
モデレーターとして、横山孟史氏(MRD代表理事)
水巻中正氏(医学ジャーナリスト協会会長 学校法人国際医療福祉大学 大學院医療福祉経営専攻教授)、
冨岡譲二氏(社会医療法人 福岡和白病院副委員長・救急センター長・緊急搬送システム部長 ホワイトバード代表)
野口栄一氏(公益財団法人 東京防災救急協会 専務理事)
田中健氏(東京都議会議員)が登壇され、パネルディスカッションが行われました。
東日本大震災のおける主な災害弱者は高齢者で、60歳以上の方は、世代別に亡くなった方の割合を見ても、他の世代に比べ多くの方が犠牲になったそうです。
また、子供、妊婦、高齢者、病人、子供だけでなく、外国人や貧困者も災害時の弱者である事について、説明を受けました。
体力的な問題だけでなく、情報の獲得、取捨選択、避難所でのコミュニケーションやストレスといった事も災害時に認識しなければいけないという事をを改めて、認識することが出来ました。
講演の中では「最優先災害弱者・救急弱者(CWAPF)」
Children(子供)
Women(主に妊婦)
Aged people(高齢者)
(Patients・Poor) people(病人・貧困者)
Foreign people(外国人)
と定義付けがされていました。
皆様はご存知でしたか?
今回の災害についても、新たな対策、課題、時間経過・状況によってのニーズ等色々と事細かに研究がされていました。
例えば、発災時から、分、時間、日、週、月・・・と時間ごとに必要なものが違い、それらが事細かに定義されていたりします。
大切なお話ばかりだったのですが、当日、障害者福祉に関わっている事もあり、パネルディスカッション時に「緊急時の情報の取捨選択、特に、高齢者、子供、障害者の情報アクセス・伝達」について緊急医療の最前線ではどのように考えられているのかを、民間の医療搬送用ヘリコプターで有名なホワイトバード代表でもある冨岡先生に質問しましたので、そちらについてお書きいたします。
冨岡先生からは、
「本当はそのテーマだけでも一時間語れるんだけど」との前置きの上で、 「緊急時は、使えるものは何でも使わないといけない。極端な話、伝書鳩でも良い。 東日本大震災時は、通信等の既存の通信ネットワークは機能せず、交通網の崩壊もあり、場所によっては、直接伝言で情報を伝え合った場所もある。
一方、ツイッター等のインターネットが情報ツールとして活躍をしたが、誤った情報やデマが拡散したりもした。
これは確かに問題ではあるけれども、ノイズを確実に防ぐ方法は無い。
日常では、便りが無いのは良い事だというが、救急医療の現場では、災害時はノーニュース=バッドニュース。
無いよりは少しでも情報があった方が良い。
youtubeに「ここに津波が来ている」と映像を投稿し、それを見た人が避難した事例もある。
一人一人が情報を発信をする側になれる事も考えてほしい。
緊急時は待ってても助けは来ない。
自分から情報を収取し、判断をして欲しい。
ただ、救急弱者の方々はどうしても、情報の取捨選択、情報取集能力が落ちる。
緊急時には、なかなか他人の救助まで手が回らない。
自身での情報の収集や、取捨選択がむずかしい救急弱者の方を確実に救える方法は無い。
対策としては普段から緊急時の避難場所としてあるコミニュティーセンターのような拠点で、物資や医療だけでなく、情報もそこで収集、また、避難者が何人いる、けが人は・・といった情報をまとめて発信する必要があるのではないか?」
とおおむね上記の様な内容のご回答を頂きました。
ツイッターでのデマが問題になったことは私も覚えています。
ですが、悪意のあるものはともかく、何がノイズで、何が正しいかという事の判断は専門家でも難しく、逆を言えば、少しでも人の命が助かる可能性があるなら、どんな些細な情報でもあった方が良い・・・・という事でしょうか?
あの災害の中を必死に活動し、今日も防災、緊急医療の課題に取り組む方々の、分析や課題、今後の対策等を聞かせて頂き、本当に勉強になりました。

とても、暑さの厳しい日々が続きますので、水分補給、熱中症対策には、くれぐれもお気を付けください。
屋内でも、熱中症になります。
さて、先週木曜日、12日にダイワハウス工業株式会社東京支社にて行われた、一般社団法人日本医療資源開発促進機構様主催のセミナー「都市防災と集団災害医療フォーラム 首都直下地震の備えと廃校跡地・遊休地の有効活用セミナー」に出席してきました。
セミナーの内容は、まず前半、以下の4つのテーマで講演が行われました。
・「集団災害医療の現状と問題点」 講師:山本保博氏
(日本集団災害医学会代表理事 東京臨海病院院長)
・「公立学校施設の財産処分手続きと廃校施設等の有効活用について」講師:齋藤憲一郎氏
(文部科学省大臣官房文教施設企画部 施設助成課 課長補佐)
・「PEI・PPP事業の事例について」(民間資本の活用事例)講師:大槻啓子氏
(三菱東京UFJモルガンスタンレー証券株式会社投資銀行本部不動産グループシニアアドバイザー)
・「首都圏を襲う地震の姿 首都直下地震とは何か」講師:平田直氏
(東京大学地震研究所教授 文部科学省首都直下地震防災減災特別プロジェクト研究 代表)
その後、休憩を挟んで、
モデレーターとして、横山孟史氏(MRD代表理事)
水巻中正氏(医学ジャーナリスト協会会長 学校法人国際医療福祉大学 大學院医療福祉経営専攻教授)、
冨岡譲二氏(社会医療法人 福岡和白病院副委員長・救急センター長・緊急搬送システム部長 ホワイトバード代表)
野口栄一氏(公益財団法人 東京防災救急協会 専務理事)
田中健氏(東京都議会議員)が登壇され、パネルディスカッションが行われました。
東日本大震災のおける主な災害弱者は高齢者で、60歳以上の方は、世代別に亡くなった方の割合を見ても、他の世代に比べ多くの方が犠牲になったそうです。
また、子供、妊婦、高齢者、病人、子供だけでなく、外国人や貧困者も災害時の弱者である事について、説明を受けました。
体力的な問題だけでなく、情報の獲得、取捨選択、避難所でのコミュニケーションやストレスといった事も災害時に認識しなければいけないという事をを改めて、認識することが出来ました。
講演の中では「最優先災害弱者・救急弱者(CWAPF)」
Children(子供)
Women(主に妊婦)
Aged people(高齢者)
(Patients・Poor) people(病人・貧困者)
Foreign people(外国人)
と定義付けがされていました。
皆様はご存知でしたか?
今回の災害についても、新たな対策、課題、時間経過・状況によってのニーズ等色々と事細かに研究がされていました。
例えば、発災時から、分、時間、日、週、月・・・と時間ごとに必要なものが違い、それらが事細かに定義されていたりします。
大切なお話ばかりだったのですが、当日、障害者福祉に関わっている事もあり、パネルディスカッション時に「緊急時の情報の取捨選択、特に、高齢者、子供、障害者の情報アクセス・伝達」について緊急医療の最前線ではどのように考えられているのかを、民間の医療搬送用ヘリコプターで有名なホワイトバード代表でもある冨岡先生に質問しましたので、そちらについてお書きいたします。
冨岡先生からは、
「本当はそのテーマだけでも一時間語れるんだけど」との前置きの上で、 「緊急時は、使えるものは何でも使わないといけない。極端な話、伝書鳩でも良い。 東日本大震災時は、通信等の既存の通信ネットワークは機能せず、交通網の崩壊もあり、場所によっては、直接伝言で情報を伝え合った場所もある。
一方、ツイッター等のインターネットが情報ツールとして活躍をしたが、誤った情報やデマが拡散したりもした。
これは確かに問題ではあるけれども、ノイズを確実に防ぐ方法は無い。
日常では、便りが無いのは良い事だというが、救急医療の現場では、災害時はノーニュース=バッドニュース。
無いよりは少しでも情報があった方が良い。
youtubeに「ここに津波が来ている」と映像を投稿し、それを見た人が避難した事例もある。
一人一人が情報を発信をする側になれる事も考えてほしい。
緊急時は待ってても助けは来ない。
自分から情報を収取し、判断をして欲しい。
ただ、救急弱者の方々はどうしても、情報の取捨選択、情報取集能力が落ちる。
緊急時には、なかなか他人の救助まで手が回らない。
自身での情報の収集や、取捨選択がむずかしい救急弱者の方を確実に救える方法は無い。
対策としては普段から緊急時の避難場所としてあるコミニュティーセンターのような拠点で、物資や医療だけでなく、情報もそこで収集、また、避難者が何人いる、けが人は・・といった情報をまとめて発信する必要があるのではないか?」
とおおむね上記の様な内容のご回答を頂きました。
ツイッターでのデマが問題になったことは私も覚えています。
ですが、悪意のあるものはともかく、何がノイズで、何が正しいかという事の判断は専門家でも難しく、逆を言えば、少しでも人の命が助かる可能性があるなら、どんな些細な情報でもあった方が良い・・・・という事でしょうか?
あの災害の中を必死に活動し、今日も防災、緊急医療の課題に取り組む方々の、分析や課題、今後の対策等を聞かせて頂き、本当に勉強になりました。

Posted by リボングラフィックス at 03:03│Comments(0)
│荻野